大垣競輪の「スポーツニッポン杯・第6回水都杯争奪戦(FⅠ)」は3月31日、12Rで決勝が行われ、道場晃規の捲りを鋭く差し切った大槻寛徳(45=宮城)が、昨年8月京王閣FⅠ以来の優勝を飾った。2着は捲った道場、3着は保科千春が入った。

競走得点トップは伊達ではない。大槻が最後に本領の鋭い決め脚で優勝を奪い取った。
レースは大槻がスタートを取り、道場―大槻―保科が前受け。中団に山田諒―不破、末木―佐藤康が後方。先にインを切った末木の上を山田諒が叩き早めに先行態勢。流し気味の山田諒がぐっと踏み込んだが、最終1センターから仕掛けた道場が強烈に捲り切る。スピード良くS級初Vの期待を抱かせたが、番手の大槻が直線で差して優勝を飾った。
❸③着で勝ち上がった大槻は「前のおかげです」と控えめだったが、「風もなく、きょうは一番軽かった。山田君を乗り越えたところでいける(優勝)かなと思いました」と話した。ここ一番で勝負強さを発揮したのはさすがだ。
「最近は1着がなく落ち目だと思ったが、これで頑張れそうです(笑い)」
ベテランだが、まだまだ輝きは失っていない。次走は武雄記念(10~13日)。軽快なマークさばきと、鋭い決め脚を駆使して健在ぶりをアピールしていく。(下野 章雄)
◇大槻 寛徳(おおつき・ひろのり)1979年(昭54)5月20日生まれ、宮城支部所属の45歳。85期生として2000年8月デビュー。通算成績は2172戦410勝。通算優勝は今回が41回目。GⅠ決勝進出は2回ある。1㍍79、75㌔。血液型A。